塩原庭村(長唄・小唄・唄方)

Shiobara Teison(nagauta・kouta・utakata)

塩原庭村プロフィール

日本伝統音楽 長唄 唄方、演出家
東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。
在学中に稀音家浄観賞受賞。
杵屋五三吉師、三代目 杵屋三左衛門師に師事し、杵屋三七郎の名を許される。
他に清元節を清元栄三郎師、荻江節を荻江露舟師、小唄を長生秀師に師事する。
また、大本山妙心寺大法院閑栖 松岡宗訓調 師に入門し、茶道、花、書を学び薫陶を受け「庭村」の号を賜る。

1990年杵屋五三吉に師事する。
1991年杵屋三七(現 杵屋三左衛門 )に師事する。
1992年東京芸術大学入学。初代三左衛門派家元より「三七郎」の名を許される。
これより、清元節を清元栄三郎師に、小唄を長生秀師に、荻江節を荻江露舟師に、舞を田中竹子に師事する。
在学中、稀音家浄観賞を受賞。
1998年国際演劇人類学会ヨーロッパ公演に出演。ポルトガル・グルベンキャン劇場では自作作品「都」を発表演奏する。
2000年文化庁文化芸術インターシップ研修員に選出される。
2002年大本山妙心寺大法院閑栖 松岡調に入門師事し、茶道、花、書、などを学ぶ。
2004年銀座かねまつホールにて「三七郎の世界」開催。
2007年ドイツ・デュッセルドルフにて「日本伝統芸能観賞会」並びにワークショップを開催行う。
2008年この年より松永鉄九郎プロデュース「長唄二題の会」を主催。
2009年「邦楽夜会」にて渡邊英綱賞を受賞。
2010年「三七郎の邦楽サロン」開催、一三年、ニューヨーク・ライブアーツ「bell」公演に音楽デザインならびに出演し、ニューヨークタイムスに、その唄声が高く評価される。一四年ピアニスト・音楽家プロデューサーのパク・チャンスによる韓国公演や日本・中国・韓国で同時開催された「one day Festival 2014」に出演するなど、2014年より自身の研究会「三七郎の会」を主宰。
2012年「SHINJUKU BLUES NIGHT」へ出演するなど、活躍の幅を拡げている。
他に自身が主宰する「長唄 育松会」、「松濤会」。
プロデュース、演出、出演の「たったひとりのビッグショー」など。
他に、歌舞伎公演、演奏会、TV、ラジオ、海外公演、国際交流などで活躍中。
2020年三七郎の名を返上し独立し「塩原庭村」に改名スタートする。
TV、ラジオをはじめ、海外での公演など、近年の活動は多岐にわたる。
日本の伝統芸術や音楽を尊重し、他ジャンルにも飽くなき挑戦をし、現代に生きる古典という塩原庭村独自の世界を生んでいる。